DPマッチングとは?

 一度計算した結果をうまく再利用して、効率的に計算することを DPマッチング(動的計画法)と呼んでいます。
 DPマッチングを用いれば、二つのパターンの要素間の対応付け(整列化)を行い ながら効率的に類似度を計算することができます。


【項 目】


例えば、

とすれば、
パターン1とパターン2との間の距離は

となる。


パターンA、パターンBがあり、


に対応しているとする。図で表わすと、

この対応を決める線を経路という。
AとBの長さを合わせるために、それぞれを次のように、AをA’に、BをB’に変形する。

2パターン間の距離は、

で表わされる。(各対応の差の2乗和の平方根である。)

パターンAとパターンBの対応が1本の線(経路) w(i(k),j(k), k=1,2,…)で与えられたとき、
パターン間距離

で求められる。 ここで、と<との 距離を表わす。
次に経路が与えられないときのパターン間距離をすべての経路wの中で最小のと定義する。

パターンAとパターンBとの距離 D(A,B)≧0
AとBが似ている ←→ D(A,B)の値が小さい

以下のように、g(i,j)を定義し、漸化式を用いて効率的に g(i,j)を求めれば、パターン間距離は D(A, B)=g(I,J)により求められる。 (なお、IはパターンAの長さ、JはパターンBの長さです。)

累積距離
ここで、

g(A,B;w)は、経路が与えられたときの からまでの 累積距離である。
初期値
漸化式



この格子点はa2とb4が対応していることを表している。この点(対応)における距離をd(2,4)とする。
から点までの距離の和をとする。

back