教育実践(金寺 登)

1.3 教育効果・他機関の教育への波及

以下の点について教育効果が認められ,他機関への教育の参考になると思われる.

専門基礎知識の定着

  • 情報基礎科目の演習問題データベース,課題生成システムを開発した.これらのデータベース等は情報システムを学ぶ多くの学生が共有可能である.
  • シラバスに記載されている学習目標が達成できたかどうかを,実力試験前後で5段階評価させた結果が平均2.8から3.5に向上したことにより確認できた.
  • 従来の受講した時点での評価に加えて,1,2年後の実力試験による評価,自己評価により,3重に確認するシステムを実践した.従来は1回だけの評価のため,基礎知識をすぐに忘れ,情報システム開発に応用することが難しいという問題点を改善し,繰り返し学習が可能となった.

意欲喚起・興味関心の高揚

  • 興味を持ったことを実際に確認できるセンサや,放課後等演習時間外であっても思い立った時に実験設備を自由に利用できるようにすることで,学生の意欲喚起・多様な興味・関心に対応することができた.
  • システム設計演習,及びオペレーティングシステムにおけるWebシステム設計演習実施後にアンケート調査を実施したところ,7割の学生が興味を持って取り組めたと回答した.
  • 「プログラミングコンテストにでるためにはどうすればよいか」など興味・目的に沿ったロードマップの作成を進めている.

校外15名,校内27名,計42名の教員等による下図に示す本取組のアンケート結果でも,本取組の有効性が確認できた.

Webシステム設計演習作品例

Webシステム設計演習作品例